ObjectiveFS は、分散・共有型の、POSIX 準拠のファイルシステムです。ObjectiveFS は、お使いのクラウドサービスで使用しているインスタンス、ノート PC、コンテナ、オフィスのサーバー間で使用できる、永続的なデータストレージを提供してくれます。
使用状況に応じて、ストレージは自動で拡張されます。また、読み取り・書き込み処理は、どんな端末からでも行えます。ストレージのクラスタ化もメンテナンスも必要ありません。必要なものは、次の 2 つだけです。
ObjeciveFS 上にファイルを格納すれば、コンテンツ マネジメント システム ( CMS ) のスケールアップも簡単に行えます。スケールアップは、インスタンスをクラウド上で追加・スピンアップ ( 起動 ) させ、ファイルシステムをマウントするだけで行えます。
ローカル ( ノート PC 上など ) でファイルを更新すれば、クラウド上の開発環境・テスト環境にも、その更新が即座に反映されます。
クラウド上でも実行できるように、既存ツールの修正または移植処理をする必要はありません。既存のツールまたはソフトウェアは、クラウド対応・POSIX 準拠の ObjectiveFS ファイルシステム上で、直接実行できます。
データの冗長化、信頼性、可用性を維持するために、ストレージ用のサーバーのセットアップ・運用・メンテナンスをする必要はありません。ObjectiveFS を使用すれば、ストレージに関する管理は、クラウドサービス プロバイダーがあなたの代わりに行ってくれます。
ノート PC、オンプレミスの端末、クラウド上のインスタンスからでも、同じデータにアクセスすることができます。ObjectiveFS では、クラウドまたはオンプレミス上に格納されているデータへアクセスできように、ストレージ用の汎用的なインターフェイスを提供しています。こちらのインターフェイスを使用すれば、クラウド側へのデータを移行を行うことができ、データ運用のソリューションとしてクラウドを使用できるようになります。
ObjectiveFS を使用すれば、データを安全に管理できます。なぜなら、暗号化で使用する鍵は、あなたしか知りえないためです。また、エンドツーエンドでの強力な暗号化により、データの状態 ( 格納時、送受信時 ) にかかわらず、常に安全が確保されています。
ObjectiveFS は、お使いの端末上で実行され、S3 API 経由で、クラウド側のオブジェクトストアとデータの送受信を行います。ストレージのクラスタ化、メタデータサーバーの設置、メンテナンスは必要ありません。
スケールアウトする場合には、複数の端末上で、ファイルシステムをマウントします。これで、これらすべての端末から、同一のファイルシステム ( クラウドのオブジェクトストア上 ) に対して、読み取り処理・書き込み処理が行えます。また、1 台の端末上で更新処理が行われた場合、更新されたデータは、他の端末側へも反映されます。
処理速度は、ローカルディスクでの処理と比べても遜色ありません。ObjectiveFS では、高いパフォーマンスを実現するため、書き込み処理の一括化、読み取り時のキャッシュ利用を含む、負荷適応型ヒューリスティック ( workload adaptive heuristics ) を採用しています。
ObjectiveFS は、セキュリティーの大切さを念頭にして構築されています。データは、サーバー側へ送信される前に、 ローカルで暗号化されます ( 暗号化時には、「あなたしか知らない鍵」を使用します )。ObjectiveFS では、クラウド上でも安全が確保できるように、エンドツーエンドでの暗号化・復号化 ( クライアント側での暗号化・復号化 ) を行っているため、マルチテナント ( multi-tenant ) 型の VM 環境でも安全です。
感激です。クラウドストレージのソリューションにおいて、私が求めていたものが ObjectiveFS にはあります。
扱いやすく、拡張可能な、Web サーバー用のファイルシステムを探していました。複数のファイルシステムを試しましたが、最後にたどり着いたのは ObjectiveFS でした。扱いやすさ、拡張性、パフォーマンスの点で、私が探していたものにぴったりでした。また、サポートもすばらしかった。
ObjectiveFS は、最も優れたファイルシステムです。この業界で経験を積んできた私の目からみても、いままで使用したどのシステムよりも上を行きます。